アイトリガー編集部
信頼できるデジタルマーケティングパートナーとして、クライアントとともに成長していくことを行動指針として活動する、プロフェッショナルなマーケター集団。実戦で得た経験をもとに、リアルな打ち手と課題解決のヒントをお届けします。
LINE公式アカウントのリッチメニューは、ユーザーが直感的に操作できるボタンのことで、アカウントの利便性とユーザー体験を向上させる強力なツールです。
この記事では、リッチメニューの基本設定から、効率的な活用方法やデザインのポイントまでを分かりやすく解説します。
目次
リッチメニューとは、LINE公式アカウントのトーク画面下に固定表示できるカスタムメニューのことです。
ユーザーが過去のメッセージを遡らずに重要なリンクやコンテンツに簡単にアクセスできるため、リッチメニューは固定された機能として、非常に便利な存在です。
例えば、タップするとウェブサイトやクーポンページが開く設定をすることで、ユーザーは簡単にアクセスできます。
常に表示されることから、リッチメニューはLINEアカウントの顔ともいえます。ブランディングのために、どのようなコンテンツをどのようなデザインで見せるかが重要になります。
リッチメニューの設定は、PC版のLINE公式アカウント管理画面から行えます。
テンプレートが準備されているので、簡単な手順で実装できます。
▼リッチメニューに利用する画像のサイズ
コンテンツ | サイズ |
リッチメニュー | 大(2500×1686) |
小(2500×843) | |
リッチメッセージ | 正方形(1040×1040) |
リッチメニューには、複数のアクションを設定できます。各ボタンに目的にあった異なるアクションを設定することで、LINEアカウントを利用するユーザーの利便性を高められます。
リッチメニューは常に表示されており、ユーザーの目につきやすいことから、メッセージ配信経由と比較して成果が大きくなる傾向があります。リッチメニューをより効果的に活用するためのポイントをいくつかご紹介します。
リッチメニューは固定表示されるため、最も重要な情報を厳選して掲載することが大切です。コンテンツを詰め込みすぎず、ユーザーに伝えたい主要な情報に絞ることで効果が高まります。
リッチメニュー内のボタンが多すぎるとユーザーが迷ってしまい、離脱や本来のCVに繋がらない可能性があります。
リッチメニューの中でも、右下のエリアが最もクリックされやすい傾向にあります。重要なコンテンツや外部リンクは右下に配置すると、クリック率が2.5倍ほど高くなるというデータもあります。
大サイズと小サイズのリッチメニューでは、大サイズの方がクリック率が1.5倍ほど高くなる傾向があります。画面の占有率が高い大サイズの方が目を引きやすいためです。
「予約」ボタンをリッチメニューに設置し、自社の予約サイトに誘導することで、ユーザーの予約行動を促進できます。
事前に作成したLINE公式アカウントのクーポンをリッチメニューから表示させることができます。これにより、来店や購買を促進できます。
自社のWebサイトやECサイトへのリンクをリッチメニューに設置することで、サイトへのアクセス数を増やすことができます。
キャンペーンなどの期間限定コンテンツでは、メッセージ配信のクリエイティブとリッチメニューのデザインを関連させることで、より高いクリック率を得られます。
APIツールを活用することで、タブ切り替え機能を実装できます。これにより、1枚のリッチメニューに収まりきらない情報も効果的に表示できるようになります。
友だちの属性ごとにリッチメニューを出し分けることで、より適切な情報を表示できます。例えば、会員向けと非会員向けで異なるメニューを表示するなどの工夫ができます。
以上のポイントを押さえることで、LINEのリッチメニューをより効果的に活用し、ユーザーエンゲージメントの向上や、ビジネス目標の達成に繋げることができるでしょう。
すでに様々な業界の企業や店がLINE運用でマーケティングをしています。LINE運用の肝になるリッチメニューは、各業界の特性に合わせてカスタマイズされています。リッチメニューを通じて、顧客のニーズに即座に対応し、サービスへのアクセスを容易にすることで、顧客満足度の向上と売上増加につながっています。
実際にどのように使えばよいのがイメージできるよう、業界別での活用事例をご紹介します。
リッチメニューは外部への委託か、自身で作成する方法があります。
リッチメニューのデザイン費用は、依頼するデザイナーの経験やスキルにより異なります。プロのデザイナーに依頼する場合、相場は3万~5万円程度とされています。クラウドソーシングサービスを活用すれば、さらに低価格でのデザイン依頼も可能です。
初期費用を抑えたい場合、デザイン初心者でも利用可能なツール「Canva」などで自作することもおすすめです。
LINE運用を始める際には、リッチメニュー以外のクリエイティブも作成する必要があります。デザイナーのリソースがない場合、また自作する自信がない場合には、penglueの導入がおすすめです。
固定費が0円で、デザイナーによるクリエイティブの一括制作はもちろん、運用や分析まで通気一貫で依頼可能。また成果報酬型であることから、初期費用なし・リスクなしで始められます。
今回は新規顧客獲得に繋がるリッチメニューに焦点を当てて作成のポイントや事例をご紹介しましたが、Penglueではリッチメニューだけでなく、ポップアップバナーや本シナリオ等に関しても、クライアントの成長に貢献できた施策やポイントをメンバー間で共有し、日々PDCAを回しています。
LINE公式アカウントは比較的どなたでも運用いただけますが、成果を出すためには多くの知見と工数が必要となってきます。
LINE公式アカウントをすでに自社で活用しているが、成果をさらに伸ばしたいが工数に限りがある、という方はぜひPenglueをご検討ください。
LINE公式アカウントのリッチメニューは、顧客とのコミュニケーションを強化し、顧客が必要な情報に簡単にアクセスできるようサポートします。リンクやクーポン、ショップカードなどをうまく活用し、顧客の満足度を向上させましょう。また、効果的なデザインと応用機能を駆使して、ビジネスに役立つリッチメニューを作成しましょう。
記事を書いた人
アイトリガー編集部
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