アイトリガー編集部
信頼できるデジタルマーケティングパートナーとして、クライアントとともに成長していくことを行動指針として活動する、プロフェッショナルなマーケター集団。実戦で得た経験をもとに、リアルな打ち手と課題解決のヒントをお届けします。
「外注したのに数字が伸びない」「社内に知見が残らない」といった失敗を繰り返さないために必要なことは、戦略と運用をつなぐ“橋渡し役”を見つけることです。本記事ではIT業界のマーケティングでのよくあるこうしたケースに対しての具体的な解決策をご紹介します。
なぜ「丸投げ外注」では失敗するのか。
ITやSaaS企業のマーケティングは、少人数で幅広い業務を担うことが一般的です。
広告運用、SEO、コンテンツ制作、セミナー企画など、やるべきことは尽きません。その一方で、現場の担当者は短期的な運用に追われ、戦略を描く余裕を持てない状況が多く見られます。
多くの企業はこの課題を「代理店への丸投げ」で解決しようとします。しかし、実際には成果が出ないケースが少なくありません。代理店は実行面に強みを持ちますが、自社の事業計画や全体戦略と乖離した施策を行ってしまうリスクが高いのです。
結果として「外注したのに数字が伸びない」「社内に知見が残らない」といった失敗を繰り返してしまいます。
本質的な問題は、戦略と運用をつなぐ“橋渡し役”が不在であることにあります。
こうした状況では、いくらリソースを投入しても「施策が積み上がらない」感覚に陥ってしまいます。
必要なのは、戦略と運用を橋渡しする存在です。それが「プランニング人材」です。
プランニング人材は、事業計画を起点にして「どのチャネルにどのタイミングでリソースを配分するか」を設計します。広告、SEO、コンテンツ、イベントなど複数施策の優先順位を整理し、実行担当者が迷わず動ける環境を作ります。
代理店との違いは明確です。代理店は実行力が強みですが、事業計画全体を踏まえた判断は得意ではありません。プランニング人材は、戦略レベルから関与し、社内外の実行チームを動かす役割を担います。
プランニング人材を取り入れると、以下のような状態が実現できます。
・戦略と運用が分断されず、施策の優先順位が明確になる
・代理店や実行担当も戦略に沿って動けるようになる
・ノウハウが社内に残り、次の施策につながる資産となる
・マーケ責任者は「計画に基づいた説明」を経営層に示せる
これは単なる外注ではなく、「社内に力を残す投資」です。
解決の第一歩は、現状を客観的に棚卸しすることです。丸投げ外注に頼らなくても、戦略と運用をつなぐ仕組みを作る選択肢があります。
まずは無料オンラインMTGで、自社の課題を診断してもらうことをおすすめします。リスクなく、自社の現状に即した解決策を得ることができます。
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アイトリガー編集部
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