【無料・有料】フリーランスにおすすめの会計ソフト3選を比較！業務改善に最適

フリーランスが会計ソフトを選ぶポイント

はじめにフリーランスが会計ソフトを選ぶポイントについて解説します。

会計ソフトの費用

フリーランスが会計ソフトを選ぶポイントとして、無料かどうか、有料の場合は価格に見合った機能が備わっているかを見極める必要があります。無料の場合は機能やサポートの制限、もしくはトライアルのような形で一定期間のみということもありますので注意しましょう。

有料の場合はフリーランスが会計管理を行う際に必要な機能が揃っており、問題なく支払える金額かどうかをチェックします。また、フリーランス及び個人事業者向けのプランがあるかどうか確認しておくと良いでしょう。

「クラウド型・オンライン型」と「インストール型」の違い

会計ソフトにはクラウド型・オンライン型、パソコンにインストールして利用するインストール型の2種類があります。

インターネットに繋げられる環境で利用したい場合はクラウド型・オンライン型を利用し、オフラインで利用したい場合はインストール型を利用すると良いでしょう。

e-Taxに対応した確定申告が可能な会計ソフトかどうか

会計ソフトを選ぶ際のポイントとして、e-Tax「国税電子申告・納税システム」に対応しているかチェックしましょう。e-Taxに対応している会計ソフトであれば、わざわざ税務署に行く必要もありませんし、確定申告のほとんどの事務処理がパソコン上で完結するので非常に効率的です。

自分自身の働き方に必要な機能が揃っているか

会計ソフトを選ぶ際、自分自身の働き方に必要な機能が揃っているかも重視するべきポイントと言えます。

・請求書の作成

・経費の管理

・確定申告に関する機能

・スマートフォンとパソコンの両方で使えるか

以上は一例ですか、、自分自身が会計管理を行う時に必要な機能、必要な項目があるかどうかをチェックします。

細かい機能をチェックしたり、使い心地を確かめたりしたい場合は無料期間や無料トライアルのある会計ソフトで試すと良いでしょう。

困った時や悩んだ時にどのようなサポートを受けられるか

会計ソフトを選ぶ時、どのようなサポートがあるかどうかも必ずチェックします。特にフリーランスの場合は自分自身で全てを事務処理する必要があるため、困った時や悩んだ時にサポートが受けられないと、事務処理が終わらずに後回しになってしまいがちです。

また、サポートの際の連絡手段も何があるか見ておきましょう。

フリーランスにおすすめな会計ソフト3選のご紹介

次にフリーランスにおすすめな会計ソフト3選をご紹介いたします。

	freee会計	マネーフォワードクラウド確定申告	やよいの青色申告オンライン
e-Taxへの対応	◯	◯	◯
無料期間	1ヶ月	1ヶ月	1年間
主なプランと金額	スタンダード：年額プラン 23,760円/年	パーソナル：年額プラン15,360円/年	ベーシックプラン17,250円/年
サポート体制	チャットメール 電話	チャットメール	チャットメール 電話
スマートフォン対応	◯	◯	◯
銀行・クレジットカード自動連携	◯	◯	◯
帳票の作成	◯	◯※クラウド請求書と連携	◯※Misocaと連携

上記は今回おすすめするフリーランス向けの会計ソフト3選の比較表です。どの会計ソフトも無料期間が設定されていますので、登録して使い心地を試してみてください。

次にそれぞれの会計ソフトについて、簡単に解説します。

freee会計

公式URL：freee会計(確定申告)

feee会計は、freee株式会社が提供するクラウド型の会計ソフトです。

質問に答えるだけで確定申告の書類を作成する機能、そしてそのまま電子申告できる機能が備わっているため、税務署に行く手間も省けます。

銀行やクレジットカードから自動で情報を取得し、レシートや領収書はスマートフォンのカメラで撮影するだけで自動で取り込むことができます。

見積書や請求書の作成する機能も備わっていることから、フリーランスにおける事務処理の負担を大幅に軽減できるようになるでしょう。

マネーフォワード クラウド確定申告

公式URL：確定申告ソフト | 個人事業主向け会計ソフト マネーフォワード クラウド

マネーフォワード クラウド確定申告は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型の会計ソフトです。

feee会計と同様に銀行やクレジットカードから取引明細を自動取得、レシートや領収書も撮影するだけで自動で仕分けして調合保存をしてくれます。

家計簿アプリ「マネーフォワードME」やその他のマネーフォワードの提供するサービスとの連携も可能であり、仕事だけでなく家計に関するお金の管理も非常にしやすくなるのも特徴です。

もちろん、e-Taxにも対応しており、確定申告書や青色申告決算書などの自動作成、電子申告を行うことができます。

お金に関する一元管理や自動化を楽に済ませたい方におすすめの会計ソフトと言えるでしょう。

やよいの青色申告オンライン

公式URL：青色申告ソフト（クラウド）「やよいの青色申告 オンライン」 – 弥生株式会社【公式】

やよいの青色申告オンラインは、弥生株式会社が提供するクラウド型の会計ソフトです。

1年間無料で利用できるため、フリーランスになって間もない方、最初は少しでもコストを抑えたい方におすすめな会計ソフトと言えます。

1年間無料とはいえ、freee会計やマネーフォワードクラウド確定申告と同様に銀行やクレジットカードとの連携、自動仕分けなどの機能も充実しているので非常に安心です。

白色申告の方の場合、ずっと無料で利用できるやよいの白色申告オンラインを利用することで、コストをかけることなく業務の改善ができるようになります。

会計ソフトを利用しない場合のツールや対処法

次に会計ソフトを利用しない場合のツールや対処法について解説します。

費用ゼロで済ませたい場合

会計ソフトを利用せず、費用ゼロで済ませたい場合はエクセルやGoogleスプレッドシートなどを利用して自分自身で会計管理を行う方法があります。ある程度、簿記に関する知識がある方であれば問題なく対応できるでしょう。

また、分からないことは税務署に問い合わせることで解決できることばかりですので、コミュニケーションを取りながら確定申告について学んでいくことをおすすめします。

苦手な場合は税理士に相談することも視野に

簿記や確定申告がよくわからない、苦手と感じている場合は税理士に相談することも視野に入れましょう。税理士は確定申告に関するプロフェッショナルですので、必要な書類の作成や申請に関する手続きについても任せられます。

ただし、それなりの費用になってしまうことも考えられます。

経理代行サービスを利用する

他の手段としてフリーランスや個人事業主向けの経理代行を利用できます。税理士に頼むよりは費用が安く済む可能性が高く、苦手な方が無理に確定申告するよりも確実に税処理ができるのでおすすめです。

フリーランス向けの会計ソフトを利用するメリット

次にフリーランス向けの会計ソフトを利用するメリットについて解説します。

確定申告に関する事務処理の労力が大幅に軽減される

会計ソフトを利用することで、収入や支出、経費の項目などが自動で仕分けや集計できるようになり、確定申告に必要な帳簿の業務に関する労力や時間が大幅に軽減されるメリットがあります。

フリーランスは本業であるコアな業務以外の事務処理がボトルネックになりがちであるため、会計ソフトによって改善することで本業に集中できるようになる＝生産性の向上も期待できるのです。

記入漏れなどが軽減できる

会計ソフトを利用することで、記入漏れなどが軽減できるのもメリットと言えます。例えば煩雑になりがちな領収書や請求書などについてもしっかりと管理できるようになり、正確な情報が記録、仕分け、集計されるので税務署で指摘されるような大きなミスも少なくなるでしょう。

業務改善と節税対策の効果が期待できる

会計ソフトを利用することで、事務処理に関する業務の改善とともに、節税の効果が期待できるのも非常に大きなメリットです。

特に「事務処理や簿記が苦手」と言った方の場合、本来であれば経費にできるような項目を見落としてしまうこともありますが、銀行・クレジットカードなどの情報の自動取り込み、自動連携する機能によって 、手間をかけずにしっかりと経費として計上できるようになります。

フリーランス向けの会計ソフトを利用するデメリット

次にフリーランス向けの会計ソフトを利用するデメリットについて解説します。

会計ソフトを利用するためのコストが必要

会計ソフトを利用するデメリットとして、利用するための金銭的なコストがデメリットに感じることがあります。

ただし、会計ソフトについては経費として計上できるため、フリーランス向けのプランのあるリーズナブルな会計ソフトであれば、適切に利用して経費にすることで解決できます。

導入時や運用時の学習コストも必須

会計ソフトを利用するデメリットとして、導入や運用時の学習コストが必須であることも挙げられます。人によっては、いざ導入してみたものの、使い方がよくわからない、学んでいる時間がないといったようなことに陥りがちです。

ただし、昨今のクラウド型は非常に使いやすくなっているため、無料期間や無料トライアルで自分自身と相性の良い会計ソフトを見つけることで解決できます。

まとめ

今回はフリーランスで会計ソフトをお探しの方が、スムーズに会計ソフトを選べるように解説しました。

自分にあったフリーランス向けの会計ソフトを導入することで、フリーランスの本業に集中できるようになります。同時に正確な税処理が可能となり、節税対策にもなることからもしっかりと対応していきましょう。