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【2024年5月版】フリーランス向け案件マッチングサイト10選!おすすめの登録すべきサイトをご紹介

フリーランスとして働く場合、会社員と異なり仕事は自分で探さなければいけません。しかし何の情報もなく手探りで探しても、なかなか仕事を得られないでしょう。

フリーランスが仕事を見つける際に便利なサービスが、案件マッチングサイトです。本記事ではフリーランス向け案件マッチングサイトでおすすめの10種類を紹介します。

フリーランス向け案件マッチングサイトとは?

フリーランス向け案件マッチングサイトとは、フリーランスとして働く人の仕事探しをサポートするサイトです。

フリーランスにとっては自分に合う仕事を探したり紹介を受けたりできます。案件探しの負担が軽減されるため、楽に仕事を探せるのが強みです。企業側にとってもサイトを通じて、条件に合う優秀な人材を簡単に見つけられます。

フリーランス向け案件マッチングサイトの主な3種類

フリーランス向け案件マッチングサイトは、大きく以下の3つがあります。

クラウドソーシングタイプ

まず「クラウドソーシングタイプ」は、ネット上で不特定多数の人に募集をかけられるマッチングサイトです。無料会員登録やスキル・経験の入力、条件検索で楽に案件を探せます。

  • 応募するタイプ:自分で気になった案件に応募できる。単発式とプロジェクト式がある。
  • 出品タイプ:自分のスキルや経験を出品し、ニーズのある人から依頼を受ける。
  • コンペ形式:成果物を出品し、企業の条件に合えば選ばれて受注・報酬の受取ができるタイプ

初心者でも簡単に仕事を探したり契約できたりします。ただし低単価案件や詐欺案件なども多いため、利用時は十分注意してください。

エージェントタイプ

続いて「エージェントタイプ」は、専属エージェントが案件探しや交渉など企業とのやり取りを引き受けてくれるタイプです。会員登録時に自分の経験やスキルをエージェントに伝えれば、案件探しなどをお任せできます。

営業や企業との交渉を一切任せられるため、負担はあまりかかりません。案件受注後も自身の仕事に集中できる点も魅力です。抱えている案件も高報酬・好条件のものが揃っているメリットもあります。ただある程度のスキルや経験がないと、条件に合う案件が見つからないことも多いです。

メディアやSNSを経由するタイプ

メディアやSNS経由で仕事を見つけるタイプもあります。わかりやすい例では、X(旧Twitter)やFacebook、LinkedInを通じた仕事探しです。

普段使っているSNSやメディアを通じて気軽に仕事を探せます。一方で怪しい案件や勧誘がある点に注意が必要です。

フリーランスにおすすめの案件マッチングサイトおすすめ10選

フリーランスが案件マッチングサイトを利用する際、以下の10種類が特におすすめできます。

クラウドワークス(CrowdWorks)

クラウドワークス公式サイト

クラウドワークスはクラウドソーシングタイプのマッチングサイトで代表的なサービスです。会員数は480万人で案件数も300万件で、扱う職種も多岐にわたります。

長期的なプロジェクト案件のほか、デザイン向けのコンペ案件や簡単なタスク案件まであるのも特徴です。初心者からベテランに至るまで多くの人に向いています。

利用料金登録は無料手数料率はプロジェクト形式で10~20%、タスク形式は20%
利用者数480万人
公開案件数/登録企業数300万件/67万社
対応職種全職種
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録案件検索・スカウトクライアントと交渉成約
運営企業株式会社クラウドワークス

ランサーズ(Lancers)

ランサーズ公式サイト

ランサーズはクラウドワークスと並ぶ、クラウドソーシングタイプの代表格です。案件数や会員数も多く、初心者からベテランまで幅広いユーザーが利用しています。手数料率は報酬に関係なく16.5%です。

支払いもフリーナンスと連携しているため、最短当日中に受け取れます。「ランサー・オブ・ザ・イヤー」などフリーランス向けイベントが多いのも特徴です。

利用料金登録は無料手数料率は16.5%
利用者数120万人
公開案件数/登録企業数210万件/35万社以上
対応職種全職種
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録案件検索・スカウトクライアントと交渉成約
運営企業ランサーズ株式会社

ココナラ(coconala)

ココナラ公式サイト

ココナラは自身の経験やスキルを出品するスキルシェアタイプの代表的サービスです。スキルや経験をもとにサービスを出品し、ニーズのあるユーザーに買い取ってもらいます。

Webサイト作成やイラストなどに加えて、占い・人生相談・士業手続きまで出品できるのも特徴です。自分の得意分野を存分に活かしてお金を稼ぎたい方に向いています。なお、出品以外にも公開されている案件への応募も可能です。

利用料金登録は無料手数料率は22%
利用者数400万人
公開案件数50万件
対応職種全職種
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録出品依頼者と交渉・出品スキルの購入で成約
運営企業株式会社ココナラ

Workship

Workship公式サイト

Workship(ワークシップ)は、フリーランスのほか副業したい人向けの案件マッチングサイトです。エンジニア・デザイナー・ライターなど、フリーランスで定番の職種に一通り対応しています。

運営側は求人を掲載する企業から掲載料をもらうため、報酬から差し引く手数料はかかりません。稼いだ全額を自分のものにできるのが大きな魅力です。ほかにも成約時のお祝い金1万円特典や国内外の優待サービス、賠償責任保険も完備しています。

利用料金登録・手数料ともに無料
利用者数5万900人
公開案件数/登録企業数2900件/1200社以上
対応職種ITエンジニア・プログラマー・デザイナー・ライター・編集者・マーケター・ディレクター
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録案件検索企業とのやり取り成約報告
運営企業株式会社GIG

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス公式サイト

レバテックフリーランスは、主にIT・Web系のエンジニア向けの案件を豊富に揃えているサービスです。案件を提供する企業も大手企業が多いため、比較的報酬が高く条件の良い案件に出会えます。

求められるレベルもそこそこ高いため、エンジニアのキャリアアップにおすすめです。企業との交渉はエージェントが引き受けるうえ、キャリアについても相談に乗ってもらえます。ちなみにクリエイター向けの「レバテッククリエイター」があるのも特徴です。

利用料金登録は無料手数料率は10~20%程度(非公開のため推定値)
利用者数45万人以上
利用条件一定以上の経験やスキルが必須
公開案件数/登録企業数常時3000件以上/5000社以上
対応職種IT・Web系エンジニア・プログラマー
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録エージェントとカウンセリング案件への申し込み・企業との交渉成約
運営企業レバテック株式会社

SEES

SEES公式サイト

SEES(シーズ)は40代から60代のエンジニア向けに案件を紹介しています。中には年齢不問で応募できる案件もあるため、経験やスキルに自信があれば長く活躍できる点が強みです。

企業との交渉も、エンジニア経験を十分に積んだコーディネーターが担当してくれます。細かい要望にも対応してもらえるうえ、今後のキャリアについても気軽に相談しやすいです。加えて案件の紹介や報酬の支払いでスピード感がある点でも定評があります。

利用料金登録は無料手数料率は非公開
利用者数45万人以上
利用条件40代以上
公開案件数/登録企業数非公開/5000社以上
対応職種IT・Web系エンジニア・プログラマー・デザイナー・ディレクター
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録エージェントとカウンセリング案件への申し込み・企業との交渉成約
運営企業株式会社Miraie

Midworks

Midworks公式サイト

Midworks(ミッドワークス)はITエンジニアに加え、WebデザイナーやITコンサルタントにも対応するサービスです。企業常駐型だけでなく、リモートワークや週2~3日出社可能な案件もあり、好きな働き方を選べます。

社会保険や厚生年金、経費補助など、正社員でなければ受けられない保障があるのも魅力です。ただし2年以上の実務経験があることが条件であるため、初心者には向いていません。

利用料金登録は無料手数料率は10~15%
利用者数4万人以上
利用条件実務経験2年以上
公開案件数/登録企業数1万件以上/非公開
対応職種IT・Web系エンジニア・プログラマー・Webデザイナー・ITコンサルタント
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録エージェントとカウンセリング案件への申し込み・企業との交渉成約
運営企業株式会社Branding Engineer

クラウドテック

クラウドテック公式サイト

クラウドテックは、クラウドワークスの運営会社が提供するエージェント型サービスです。エンジニア案件をメインに、デザイナーやライター向けの案件も用意しています。

低単価案件が多めなクラウドワークスと異なり、高報酬案件が豊富です。加えて稼働日数が週3~4日のものが多いため、ある程度自由度の高い働き方ができます。実務経験が問われる案件が多いため、2年以上の業務経験を積んだエンジニアやデザイナーにおすすめです。

利用料金登録は無料手数料率は20%前後
利用者数10万人以上
利用条件2年以上の実務経験があるのが望ましい
公開案件数/登録企業数非公開/92万社
対応職種IT・Web系エンジニア・プログラマー・Webデザイナー・デザイナー・ライター・イラストレーター・マーケター
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録エージェントとカウンセリング案件への申し込み・企業との交渉成約
運営企業株式会社クラウドワークス

SOKUDAN

SOKUDAN公式サイト

SOKUDAN(ソクダン)は、リモート案件の豊富さで知られています。企業担当者とも直接コミュニケーションできるため、お互いのニーズを付き合わせられるのも魅力です。

案件も週1~3日と稼働日数の少ないものばかりで、自身の都合に合わせて働けます。エンジニアやデザイナーだけでなく、営業や事業企画に特化した案件まであるため、関連する職種の人におすすめです。

利用料金登録・手数料ともに無料
利用者数1万人以上
公開案件数/登録企業数5000件以上/1000社以上
対応職種IT・Web系エンジニア・プログラマー・デザイナー・営業・マーケター・事業企画
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録エージェントとカウンセリング案件への申し込み・企業との交渉成約
運営企業CAMELORS株式会社

YOUTRUST

YOUTRUST公式サイト

YOUTRUST(ユートラスト)はSNS型のマッチングサイトとして知られています。会員登録後に繋がった企業や個人との直接交渉で契約を実現できる仕組みです。ちなみにFacebookで繋がっている人とも交渉できます。加えて友人からの紹介コメントも載せられる分、自分の魅力をより相手に伝えられて便利です。

スカウトを受けられるだけでなく、自分から案件に応募することもできます。タイムラインにも最新の案件情報が掲載されるため、タイミング良く案件を見つけられる場合もあるでしょう。

利用料金登録・手数料ともに無料
利用者数20万人以上
公開案件数/登録企業数非公開/1000社以上
対応職種依頼主による
登録手順・利用方法無料会員登録スキル・経験などの登録YOUTRUST・Facebookでつながりのある個人や企業との交渉成約
運営企業株式会社YOUTRUST

フリーランス向け案件マッチングサイトを選ぶ5つのポイント

フリーランス向け案件マッチングサイトを選んで使う際は、以下の5つのポイントを意識するのがおすすめです。

ユーザー数

まず、なるべくユーザー数が多いサイトを選ぶと良いでしょう。ユーザー数が多い案件マッチングサイトは、多くの人が利用できるほど安全で人気があります。初心者からベテランに至るまで様々なレベルの人が使っているケースも多いです。

多くの人が利用しているため、フリーランス初心者でも気軽に使えるでしょう。ちなみにマッチングサイトによっては、クラウドワークスやランサーズのように相談コミュニティもあります。様々な悩みを気軽に相談できるため、分からないことがあっても安心です。

案件数・対応している職種

案件数が多いほど、応募できる選択肢=将来の収入源を増やせるため、使う価値は十分にあります。

同時に対応する職種も重要です。案件マッチングサイトによっては幅広い職種に対応しているものもあれば、エンジニアなど特定の職種に特化したものもあります。自身の職種に対応しているサイトに登録することが、マッチングサイト利用の第一歩です。

案件別の報酬の高さ

サイトによって低単価の案件が多かったり、高報酬案件を厳選していたりします。

特にクラウドワークスのように案件が豊富なサイトは低単価案件も多めです。一方でエージェントタイプのサイトであれば、比較的高い報酬がもらえる案件が揃っています。自分が求める報酬の基準を明確にしてからサイトを選ぶのがポイントです。

手数料の金額・割合

フリーランス向け案件マッチングサイトを選ぶ際、手数料の金額や割合は必ずチェックしましょう。多くのサイトでは発生した報酬をもらう際、決められた分の金額が手数料として引かれる仕組みです。手数料の金額は、受け取る報酬の10~20%程度が相場とされています。

手数料の金額や割合が低いほど、自分が受け取れる金額が増える計算です。少しでも自分の手元のお金を増やせるように、サイトごとの手数料は厳密にチェックすると良いでしょう。

必要なサポートの有無

利用できるサポートの種類は、フリーランス向けマッチングサイトによって異なります。

中でもエージェントタイプのサービスであれば、専属エージェントが営業や交渉を代行するのが一般的です。サービスによってはキャリア関係の相談に乗ってくれる場合もあります。加えて税金や福利厚生関係のサポートを利用できる場合もあり、合わせてチェックのしどころです。

一方でサポートを受けられなかったり、有料を条件に受けられたりするケースもあります。揃っているサポートの内容だけでなく、受けられる条件も確認するべきです。

フリーランス向け案件マッチングサイトを有効活用する5つの方法

フリーランス向け案件マッチングサイトで希望に合う仕事を見つけるには、以下の5つの方法もおすすめできます。

事前に実績やポートフォリオをまとめておく

まず、事前に実績やポートフォリオ(作品集)をまとめておくと良いでしょう。案件に応募する際、企業側は実績やポートフォリオを通じて応募者の力量を見極めます。

特に応募する案件の内容に似通った実績や作品があれば、企業も前向きに契約を考えるでしょう。加えてプロフィールに実績やポートフォリオのURLを載せておけば、スカウトが来る確率も高まります。

もし初心者で実績やポートフォリオがない場合は、得意分野で何ができるかアピールするのがおすすめです。システムやWebサイト、デザインを自作したものを載せる方法もあります。

自分の職種・経験に合ったサイトを探す

案件マッチングサービスによって求められる職種や経験は異なります。

例えばWebライターの案件を探す場合、幅広い職種に対応したものであれば比較的見つかりやすいです。一方でエンジニア案件がメインのサイトの場合は、逆に見つかる確率が下がります。

経験についても初心者向けのサイトから、一定以上の実務経験を求められるものまで様々です。自身の職種や経験に合わせて使えるサイトを活用すると、案件の契約に大きく近づきます。

適切な単価の案件を探す

フリーランス向け案件マッチングサイトに掲載される仕事の報酬額は、案件によって色々と異なります。

基本的には求められるスキルや経験のレベルが高いほど、報酬も高くなる仕組みです。ただ案件の中にはハイレベルな内容を求めている割に、報酬が著しく低いものもあります。あまりに割に合わない場合、モチベーションも下がって長続きしません。

適切な単価の相場は職種や案件によってある程度決まっています。応募前に相場を調べたり、自分のスキル・経験に応じてほしい額を算出したりすると良いでしょう。

自分で営業することも大切

確かにサイトによってはエージェントが代わりに仕事を探したり、企業からスカウトをもらったりするものもあります。

しかし待つだけの姿勢では、なかなか仕事が決まらないことも多いです。自分から気になる案件に応募したり、企業担当者と連絡を取ったりすると良いでしょう。

合わせてプロフィールに載せた情報をまめに更新するのもおすすめです。企業の目に留まる可能性が高まるため、最低でも週や月に1度はアップデートしてみてください。

【最重要】複数のサイトを活用する

フリーランス向け案件マッチングサイトで最も大切なポイントが、複数のサイトを活用することです。1つのサイトにこだわるよりも、2つ以上のサイトを掛け持ちすると多くの案件を検討できます。

検討する価値のある案件が見つかるほど、極力自分の望む条件に合う案件を絞りやすいです。案件に応募しても必ず採用されるわけではない分、多くの選択肢があると良いでしょう。

フリーランス向け案件マッチングサイトの4つの注意点

フリーランス向け案件マッチングサイトを使う際は、以下の4点にも注意してください。

案件が少ない場合がある

まずサイトによっては案件が少ない場合があります。サイトの中には特定の職種に特化しているものもあるため、対象外の職種の場合はなかなか案件が見つかりません。

サイトに登録する前に、自分の職種の案件を扱っているのかをチェックしておくと良いでしょう。合わせて少しでも見つかる可能性のあるサイトを複数登録しておけば、より案件が見つかりやすくなります。

詐欺案件が掲載されている場合がある

実際に応募してみたところ、LINEや怪しいサイトに誘導する案件もたくさんあります。特に初心者でも使いやすいサービスほど詐欺案件が多い傾向です。

詐欺案件かどうかを見極めるには、まず発注している企業や案件の評判・評価をチェックしましょう。評価が低かったり悪い口コミが目立ったりする場合は応募を避けるべきです。

違和感のある企業・クライアントは相手にしない

企業やクライアントとのやり取りで違和感を覚えたら、すぐにでも取引を止めましょう。誠実さが感じられなかったり返事が遅すぎたりする場合、付き合ってもストレスが溜まるだけです。具体的に以下のケースに当てはまる場合は避けると良いでしょう。

  • 何度も修正させる
  • 返信がやたらと遅い
  • 案件の説明がいい加減・具体的ではない
  • 文面が失礼(上から目線な書き方など)

単価が極端に低い案件に注意

単価があまりに低いと、作業量の割に満足のいく報酬をもらえません。むしろ時間や労力だけ無駄にするため、ストレスや疲労が溜まったりモチベーションが下がったりします。

単価が極端に低い案件を避けたい場合は、職種や案件別の相場を先に知っておくことがおすすめです。一般的な相場を知っていれば、劣悪な案件を避ける際に役立ちます。

まとめ

フリーランス向け案件マッチングサイトのおすすめを、サイトの探し方や有効活用する方法とともに見てきました。フリーランスは自分で仕事を探さないといけない分、マッチングサイトを使えば営業の負担を減らせます。

サービスによっては、報酬が高かったり手厚いサポートを受けられたりするものもあっておすすめです。自分の条件に合う案件を探す際は、ぜひ本記事の内容や紹介したサービスを活用してみてください。

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